お弁当のある生活
佐々木典士

お弁当生活をはじめてからしばらくたった。朝の手間は増えたけど、面倒でもなく続いている。これはものすごく内容を簡単にしているから。

基本的に卵焼き+各種ぬか漬け。

ごはんにふりかけや梅干し。

そして忘れてはいけない、干し野菜の味噌汁。

毎日同じでも飽きない食材をラインナップ。

食後には水筒に入れたホットコーヒー。

お弁当にはメインとして「節約」のイメージがあった。今は少し違って「食べる量を自分で決められる」ということに要旨があるように思う。

 

お弁当箱というハードウェアの限界はすでに決まっている。だから適切なお弁当箱のサイズを選んでしまえば、盛れる量も必然と決まる。

 

外食は楽しいが「出てくる量がよくわからない」のがマイナスポイントだ。そして少ないよりはいいだろうということで、多めにされることが多い。ぼくは出された食事を残すのが苦手なので、あると食べてしまう。だから自分で食べる量を決めることで、お腹を減ってもいなく、苦しくもない状態に保てるのがいい。

お弁当を食べたら仕事に戻るので、食べすぎて眠たくならない量にする。そして、ここで新たな試みも始めた。ぼくはごはんを食べるのがとっても早く、どうにかしたいと思ってあれこれ試してきたのだが、なかなかうまく行かない。

 

そこで「お弁当を食べ終えたら、すぐに仕事に戻る」というルールにしてみた。

つまり、早く食べてしまうことにわかりやすい罰則を作った。お弁当は少なめなので、早く食べるとあっという間になくなってしまう。これで必然的に前よりもよく噛んで食べるようになった。まだまだだが、昼食以外にも効果はでてきているように思う。


いくつかお問い合わせ頂いていた、お弁当環境もお知らせ。

 

お弁当箱はメスティン。車中泊やキャンプのときにはこれでご飯を炊ける。というか本来ご飯を炊くもの。しかしサイズもちょうどよく、女性でもいい感じのサイズ感だと思う。これで炊いたご飯は「山と食欲と私 」で頻出していてめちゃくちゃ美味しそう。曲げわっぱなどとも散々悩んだ末、多用途に使えることが決め手になった。

 

お箸はモンベルの「野箸」。ネジ式で短くなり、お箸が汚れる部分は常に内側になるという優れた仕組み。ケースもついてくるが使っていない。マイ箸派の方にもおすすめ。

メスティンの蓋と、お箸をこのベルトで止めている。

 

味噌汁を入れるスープジャーは、シンプルな色とデザインのものがなかなかないので結構探した。シンプルなデザイン&洗いやすさを重視。

 

水筒はTIGERの夢重力。すごい名前。軽さと洗いやすさがよい。

毎日図書館に通っているので、ビニールバッグも購入。Mサイズで、13インチのMacBook Airがきっちり収まる。

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この記事を書いた人

作家/編集者。1979年生まれ。香川県出身。『BOMB!』、『STUDIO VOICE』、写真集&書籍編集者を経てフリーに。ミニマリスト本『ぼくたちに、もうモノは必要ない。』は25カ国語に翻訳。習慣本『ぼくたちは習慣で、できている。』(ワニブックス刊)は12ヶ国語へ翻訳。

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