Less is future

書くことと「コロコロ」
佐々木典士

書くことは、コロコロをかけることに似ていると思う。

しばらく生きていると、皮膚の表面に文字がたくさん浮かんでくる。しばらく放置した部屋と同じように汚れたり、淀みが溜まってくる。皮膚にコロコロをかけて文字を取ったら、紙やパソコンの画面にまたコロコロして文字を転写する。そうして身軽になる。

 

書くことは、友人に話を聞いてもらうのに似ている。

ネガティブな感情であっても、日記に写してしまえばそれですっきりする。

 

書くことは、家計簿をつけることとも似ている。プラス、マイナスの感情も整理整頓して把握さえできれば、たとえ赤字だったとしても次の対策が立てられる。

 

これは誰にも言えない、と思える秘密でも、書いて公開してしまえば想像するほど反響もなく、大したことはなかったのだと思える。

 

日記はセラピーになり、感謝の日記をつけることが実際に人を幸福にする。書くことに、見た目以上の効果があることはたくさんが実験で実証されている。

 

書くのではなく、話すこと、歌うこと、絵を描くこと、運動すること、何かを作ることで同じことをしている人もいるだろう。

 

もしそういった習慣がないのであれば、なんでもいいので書いてみるのはおすすめだ。日記やブログやnote、Facebook。今は便利な媒体がたくさんある。

 

 

今は無数にコンテンツがあるので、書いても誰も読まないかもしれない。それでいい。自分の中にある混沌を、外に転写し吐き出すだけでいい。書くこと自体が人を健康にするのだから。


表三郎『日記の魔力』

日記をまず始めるには、やっぱりこの本が簡単かと。

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我が家のコロコロ。コロコロの長い柄が好きではないので、ミニマルにまとまるこれはおすすめ。さっと取り出せるところもいい。