ショック。   佐々木さんの部屋に何もなくなった。


この記事のカテゴリは、ミニマリストにする。 なぜなら、佐々木さんがミニマリストになったからだ。

1年以上前、私が部屋の持ち物を整理しはじめ、次に佐々木さんが整理をはじめた。

佐々木さんは私の家を知っているが、私は佐々木さんの家に行ったこともないし、見たこともない。

しかし先日、写真で彼の部屋の写真を見せてもらった。

それが、ショッキングだったのである。

 

 

 

整理をはじめる前の部屋の写真は、編集者に多くあるように、床に本が積まれている部屋だった。

普通にベッドやテレビがある。

 

その後少しずつ彼は物を捨てていった。

どれくらいのペースだったかは知らないが、きれいになった部屋で飲むお茶が美味しいと言っていた。

2枚目の写真は、机と椅子、テレビと台とベッドがあるが、相当なすっきり具合だ。

ミニマリストと語るには早いが、気持ちいいに違いない。

3枚目の写真には、机がない。

もうミニマリストと呼んでもいいかもしれない。

しかし、4枚目は衝撃だ。

 

テレビもベッドもなくなった。

 

布団をしまえば、テレビ台だったテーブルしかない。

テレビは「実験的に捨ててみた」という。

 

 

「俺はこんなに物を捨てた自慢」や競争をしたくないと語る彼は、この事実を私に自慢することはなかった。

しかし、知り合いの人がここまで部屋を変化させた事実は、実に衝撃的だ。

人はここまで変わるのか。

 

彼はつまりは、もうミニマリストである。

 

 

私はミニマリストと語れるほど、物は少なくない。

 

触発されて、本棚の整理をしてみた。

今まで何度もやって、最初の状態から見ると20パーセントくらい残っている本。

その20パーセントが、どうしても捨てられない。

何冊か、捨てる本はピックアップしたが、まだ残っている。

 

家具もいっぱい捨てたが、まだいっぱい残っている。

 

残っているどころか、車を買って車の中に物を置かないことで満足しているのである。

 

本棚を眺める。

どうしても捨てられない書籍は、司馬遼太郎エリア。

《項羽と劉邦》《幕末》《覇王の家》といった衝撃的な読書体験の思い出がある。

捨てられない。

眺めているうちに、一冊の本を手にした。

今、大河でやっている吉田松陰と高杉晋作を描いた《世に棲む日日》。

17,8年、放置されていた第一巻を読み始めている。

 

 

Author Profile

沼畑 直樹
Numahata Naoki
最小限主義者 既婚ミニマリスト 
著作 『最小限主義。』(韓国版2017年5月発売)、写真集『ジヴェリ』『パールロード』他(Rem York Maash Haas名義)。旅ガイド『スロウリィクロアチア』


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