芝生の上に屋根だけがあるような家。  沼畑直樹

 

 

このサイトで考えているうちに、「空(そら)」が私のテーマになっている。

コンテンツも生き方も、「空」を視点に考えることにする。

「空の下で過ごすことに幸せを感じる」という極当たり前のことを軸にして物事を判断するようにしていると、田舎の空が大きな場所に行きたいと思う。

それで、200万くらいの土地を買ったらどうだろうと夢想する(これは定期的にやっている。結局買わない)。

 

今までは家付きの土地を探すところだが、今回は土地のみだ。

そこから少しずつ何かを足していくと、理想的な物件が夢想できた。

まず、買った土地は芝生にする。

 

 

芝生に椅子

 

購入が終わり、週末に車で出かける。

土地に車を入れて、キャンプ用の椅子を出す。

 

そして、本を読む。

寝る。

帰る。

日帰りだ。

 

これがまず、最初のイメージ。

土地を買ったのに、基本的に何もしない。

 

次に、もう少し欲を出す。

 

 

 

 

 

芝生にBBQ

 

 

 

その土地で、BBQをする。

BBQセットは車で持ち運べるものにする。

水洗いがしたいので、水洗い場を設置する。

できれば、簡易トイレも設置したい。

 

 

 

 

屋根 芝生に

 

次に、宿泊を考える。

前の条件でテントを張ってももちろんいい。

だが、欲を出して大きな屋根を作る。

屋根は柱だけで支えられていて、壁はない。

あくまで「屋外」であることがここまでの条件だ。

屋根下にはウッドデッキとキッチンを作る。

そして、唯一の屋内であるトイレを設置する。

 

ここまでで、相当な理想が完成している。

シャワーは外で浴びてしまえばいい。冬は、知らない。

 

テントはウッドデッキの上でも、芝生の上でもいい。

 

最後にもう一つ、欲を出す。

部屋 芝生

 

ウッドデッキの一部を、ガラスの壁で覆う。

これで、冬もいける。

 

なんとなく、家的になったが、ガラスの中に家具はなく(暖房器具は必要か)、常に車で寝袋を運ぶ。

住むには問題があるが、何もない土地をベースに考えると、これくらいでいい。

 

建築費はいくらぐらいだろう???

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この記事を書いた人

『最小限主義。』、写真集『ジヴェリ』『パールロード』他(Rem York Maash Haas名義)、旅ガイド『スロウリィクロアチア』他

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