埋め尽くさない。   沼畑直樹

 

小学校4年生のとき、シャープのX1というパソコンを買ってもらった。

たぶん、中古だから5万円くらい。

以来、プラミング言語でひらがなを作ったり(基本的にカタカナしか打てなかったため)、絵を描くツールを作ったりすることに没頭した。

PCにのめりこんだきっかけは、同級生の佐々木くんが富士通のFM-7というPCを持っていたことだった。

彼の家に泊まりにいき、「ザ・コックピット」というゲームをやった、あのとき。

今おもえば、「不完全なゲーム」たちとの出会いだった。

 

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キャリアを振り返らないミニマリズム
沼畑直樹

 

「昔の歌詞なんて何も思い出せない。すぐに出てくるのは『島唄』くらいなんだ」と佐藤剛さんは言った。

音楽プロデューサーとして多くの作品を生んできたにもかかわらず、過去は振り返らない。

今は月に十数本の音楽コラムや連載を抱え、資料の本を読むことで忙しい。

大事なのは今。

1月8日、『最小限主義。』を持って、佐藤剛さんの事務所を訪れた。

剛さんは音楽プロデューサー・作家で、私とは8年ほど前から、宮沢和史オフィシャルサイトのリニューアルや、由紀さおりサイトの起ち上げなどで仕事をご一緒させていただいた。

ただ、それとは別に、「アワライ」という音楽プロジェクトを通じて多くの時間を剛さんとの語らいで過ごしてきた。

アワライとは、「もっと日常に『歌う』という行為があっていいのではないか」という疑問を音楽業界にいた剛さんにぶつけて、起ち上げたプロジェクト。

歌がうまい、下手という評価や、カラオケのようなキーをあわせるといったものではなく、もっと自由に歌をうたうというコンセプトだ。

アワライの活動を活発にしていたころに完成した南青山の事務所には、壁一面に歌謡曲やロック、映画を中心とした書籍がびっしりと並んでいる。

だから、剛さんはモノにおいてミニマリストというわけではない。

だけども、話を聞いていると、剛さんはミニマリストだと思った。

なにをミニマル化しているのかというと、キャリアだ。

今までのキャリアを、捨てている。

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沼畑直樹

リフォーム前の部屋と、引越直後の写真。
沼畑直樹

リノベーション年末に写真の整理をしていたら、リフォーム前の家の写真が出てきた。

8,9年前に古いマンションの一部屋を買い取って、壁紙や床板などをすべて剥ぎ取って、スケルトン状態からリフォームをしたときの写真。

仕事帰りにリフォーム中の部屋を訪れると、何もなくてかっこいいなと思った。

今思えばミニマリズムな空間だったけれども、それは「一瞬」のことだった…。

下の写真は、リフォームが終わった状態と、引っ越し直後、荷物を入れた日の比較写真。

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沼畑直樹

ミニマル&イズムポッドキャスト第一回 ゲスト 伊藤光太くん

 

「ぼくモノ」の巻頭ページで紹介したミニマリスト伊藤光太くんが帰ってきたので、第一回ポッドキャストのゲストに。

フィリピンへ旅立った冒険派ミニマリストの彼に、佐々木典士と沼畑があれこれ聞きました。

冒頭、背景に流れる音楽は、前日佐々木さんと沼畑でお会いした「減速して自由に生きる」著者の高坂勝さんです。

沼畑の娘の声が混じりますが、ご了承ください。

 

ポッドキャストの内容

伊藤光太、Wifiなし、GPSで到着

フィリピンで何が起こったのか。

とりあえず、全部の国に行ってみたい。

住民票をなくす。

フィリピンでモノが全部なくなった。理由

伊藤くんが見た日本のミニマリスト世界

伊藤さん、日本時代の部屋

佐々木の考える「ゲーム」。

「データに執着」

 

収録 東京吉祥寺 沼畑自宅

ミニマリストとは。   
  沼畑直樹

最小限主義。

今日の夕方ごろから、はやいところでは書店に並ぶそうです。

正式には明日21日から。アマゾンも明日の朝にカートが開くそうです。

 

《スロウで美しい最小限主義の日々》。

これは、本の最後の章030のタイトルであり、最後まで本のタイトル候補だった言葉です。

キザだったり、かっこつけすぎだったり、意識高すぎだったりするかもしれませんが、最小限主義の日々を過ごした答えがこれでした。

これは、どうしてこの本を書いたのかという、問いの答えでもあります。

 

ミニマリスト、ミニマリズムという言葉と出会ったころ、佐々木さんとよく、こんな話をしていました。

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  沼畑直樹

既婚ミニマリストの持ち物公開します。  
  沼畑直樹

   また出てきました。昔の写真。

ミニマリスト 沼畑直樹 ビフォーアフター

左が昔で、右が今です。

2013年3月

この状態で綺麗だと思っていました…。

 

家は40平米の1LDK。家族暮らしとしては狭いです。

2歳の娘と親子3人暮らし。

15畳のリビングはキッチンもあり、私と妻の仕事場兼用です。

 

 

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  沼畑直樹

「今」「この瞬間」を感じられる財布
アブラサスレビュー(4)

アブラサスの「薄い財布」の魅力。
今回が最後です。

ミニマリスト アブラサス 財布


薄い財布は左利きと、右利き用があり、お札とカードを取り出す方向が違う。そして財布を使う時は上向きに展開して広げて使う(そうでないと小銭がこぼれます)。


そして、右利きなら左手で財布を支え、右手でお札を数えたり、小銭を支払ったりする。つまりお金を払うときの「型」のようなものが決まっている。

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アブラサスレビュー(4)

「5分の1」の財布
アブラサスレビュー(3)

ついに購入に至った、アブラサスの「薄い財布」


箱を開けるとシンプルな説明書と、アブラサスのステッカーが入っている。アップル製品を開けるときのようで、嬉しくなる。

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アブラサスレビュー(3)

モノ好きマキシマリストの憂鬱
アブラサス レビュー(2)

アブラサスのお店に入って、並ぶ商品を見た瞬間。

「どれかを買おう」

と決められた。そしてここから長い戦い(自分のなかでだけ)が始まることになる。

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アブラサス レビュー(2)