寝る時間が段々遅くなるのは
「その日を諦めきれない」
からだと思う。
仕事や勉強に忙しい人なら、夜は自分が好きな娯楽を楽しみたい。
海外ドラマや映画、ミステリー小説、スマホのパズルゲーム。
手に汗握り、続きが気になってしまうもの。やめどきがわからないような中毒性のあるもの。
それはもちろんいいのだけど、寝る直前まで
ものすごくおもしろいものに接してしまうと、
「あと10分だけ」「切りのいいとこまで終わったら」
を延々繰り返してしまう。そうして寝る時間はずれ込んでいく。
最近ぼくがいいなと思っているのは
寝る前は、ちょっとつまらなくすること。
たとえば、おもしろすぎない本を読む。
短編集や詩なら区切りが多いのでそこで止めやすい。
実用書だったり、英語の文法書も項目で区切れる。
ぼくが寝る時間は21:30で、寝るためのアラームが鳴る。
アラームが鳴ってもおもしろすぎないから、止めやすい。
そうして後悔もなく、その日を諦めることができる。