2泊3日の旅を終えて京都に戻ってきた。
旅先だといつもと違う環境なので
できない習慣はある。
そこでも守るべき習慣としてはやはり早起きだと思う。
道具がなくても、どこでもできるからだ。
早起きしていると、旅の朝早い電車に乗るためにいつもと違う時間に起きて……
というプレッシャーもない。特別な「早起き」もほとんど存在しなくなる。
帰ってきても、起きる時間が同じならばそこからまたスタートできる。
やはり早起きは「先鋒であり、大将」だ。
そして「ふっかつのじゅもん」をしっかり残せていれば、同じように再開できる。
あんなに旅が好きだったのに、習慣を実践していると少し足が遠のいた。
習慣の仕組みが強固でないうちは、旅で習慣が崩れる可能性を感じたからだ。
しかし、崩れてしまうのではと不安になっているうちは、まだ習慣が身に付いていないとも言える。
ミニマリズムのゴールは、「ミニマリズムを実践しています」と意識しなくなったときではないかと思う。意識せずともした行動にミニマリズムが宿っているようなとき。
習慣のゴールも同じ。「崩れるかどうか心配」なうちはまだ身に付いていない。
多少例外はあっても、「この程度のことで続けてきたことをやめるはずがない」という自信ができたとき、そして習慣とすら意識せず、ただ続いてるような状態が本当の習慣の合図かもしれない。