書くこと– category –
-
書くこと
憧れから距離を置く 佐々木典士
ここのところ憧れることをできるだけ避けるようにしている。ぼくにも見てしまえば憧れる人はたくさんいる。それぐらい博識だったり、たくさんの本を書けたらどんなにいいだろうかと思う作家や研究者。もしくは自給能力やサバイバル能力が高くてたくまし... -
書くこと
「お題をもらう」ということ 佐々木典士
先日、哲学対話というものに始めて参加してみた。ファシリテーターは哲学カフェtetugakuyaの店主、杉原あやのさん。 今回の哲学対話はお題をもらって、少人数で語り合うというもの。お題は「人は変われるか?」。哲学対話というと敷居が高い感じがする。で... -
書くこと
お金=自由は本当か?
佐々木典士「ぼく習」はおかげさまで好評で、韓国、台湾への翻訳も決まった。「ぼくモノ」の海外版も順調だ。なのでこれから身に余るお金が入ってくる。だからそれについて考えなければいけない。 ぼくの今の家賃は3万円(光熱費や駐車場代込)で、基本的に... -
書くこと
書かないことは、あまりにも楽
佐々木典士作家のジョン・アップダイクは少なくとも1日3時間は新作に取り組んだという。なぜなら 「書かないことはあまりにも楽なので、それに慣れてしまうと、もう二度と書けなくなってしまうから」 ぼくは「ぼくモノ」の後、「本を書かないこと」を習慣にしてし... -
書くこと
紙という制約と誓約
佐々木典士本の内容に誤字や脱字、間違いがあっても、増刷するまでは直せない。 初版のまま売れなかったら、それはそのまま残るということ。(「ぼくモノ」の初版は誤字だらけでした、すみません) 紙に印刷するものは、簡単に直せないという「制約」があるので、だ... -
書くこと
書くことと「コロコロ」
佐々木典士書くことは、コロコロをかけることに似ていると思う。 しばらく生きていると、皮膚の表面に文字がたくさん浮かんでくる。しばらく放置した部屋と同じように汚れたり、淀みが溜まってくる。皮膚にコロコロをかけて文字を取ったら、紙やパソコンの画面にまた... -
書くこと
記憶ともう一度出会う
佐々木典士ぼくがスマホを手にしたのは、2012年のこと。それ以降は出来事の記憶が以前より残っていると思うようになった。家族で話をすると、昔どこ行った、あそこに旅行行った、という話になるのだが全然覚えてなくていつも申し訳なく思う。せっかく連れて行ってく... -
書くこと
仕事をいちばんの楽しみにする
佐々木典士習慣に強い興味を持ったきっかけは、 チャールズ・デュヒッグの『習慣の力』という本を2年前に読んだことだった。 「HOW I WORK」という人気の連載があって、 そのチャールズ・デュヒッグが仕事術について語っている。 彼は8~10時間は... -
書くこと
人生の〆切
佐々木典士アメリカの出版社を訪ねたとき、向こうでは入稿(印刷所に原稿をおさめる)するのは発売の半年前だと聞いてとても驚いた。日本とは配本の仕組みも違うので、発売前に書店の注文をしっかり取ったり、プロモーションの戦略を丁寧に考える必要があるのだ。 &n... -
書くこと
2017年にやったことリスト
佐々木典士2017年に、初めて体験したことを書き出してみた。 ・お正月ダイビング(石垣島) ・原チャリに乗る(久米島) ・サーフィン(江ノ島) ・爬虫類カフェ、小鳥カフェに行く(東京) ・漆喰を塗る(下諏訪) ・京都に引っ越す ・トイレを作る(箱...
12