ハービーさん 東京オフ会 スラムダンクとオフ会
佐々木典士

 

3回めの参加となるミニマリストのオフ会。

今回のオフ会はお会いしてみたい人がいたので、とても楽しみにしていた。

同じ方向を向いている人たちとは、たとえ初対面であっても打ち解けやすく、いつも心地よく過ごせる。
なので今回もそうなるだろうと安心して参加できた。

ミニマリストは白シャツ好きな人が多い。ハービーさん白シャツ記事が多いので、白シャツの集まりみたいになったらいいなと思った。事前にtwitterでいろいろやりとり。

 

「白シャツでいきますよ」
「かぶる可能性がありますね」
「どうしようかな」
「とにかくぼくは白シャツでいきますんで」

 

ジャンケンする前に「俺はチョキ出すから」みたいな惑わす方法みたい。結果ハービーさんは白シャツじゃなかった(笑)。今度こそ白シャツで記念写真撮りたい。

3次会まで開催されたのだけど、ぼくは徹夜明けのまま参加してしまい、翌日も札幌のオフ会があったので断念。3次会はスラムダンクの話で盛り上がったみたい。

 

スラムダンクが大好きなので羨ましい。あまりに羨ましいのでオフ会の楽しさをスラムダンクでたとえてみる。(レポの後出しジャンケンすみません。)

バスケ部の初日とオフ会

今回のようなオフ会の楽しさは、「新入生がバスケ部に入ってくる初日」のような高揚感があるところだ。
共通の趣味を持った人たち、そしてお互いのことをブログでちょっとずつ知っているひとたちが集まる。
それはたとえばスラムダンクのこんなシーンみたいなのだ。(うろ覚えです)

 

三井「三井寿、武石中出身!! ポジションはどこでもやれます!!」
周囲「中学MVPの三井!! こりゃあこれから強くなるぞ湘北は!

 

流川「流川楓。ポジションは特にきまってなかったす」
周囲「あいつ1人で全部のポジションやってたぜ。うちの中学はあいつ1人にやられたんだ…」

新しい人間関係、何かが始まりそうな期待感。今まで遠くに見ていた人との関係性が変わる緊張感。オフ会の対面では、そんな「周囲のざわめき」がぼく1人の中で巻き起こる。

佐々木「ハービーさん! ミニマリスト界きっての愛されキャラ。うん、これは愛されるわ……。うちの記事にもその10分の1でもかわいげがあったら……)」

 

佐々木「malzackさんがきたっ! ふぅ、あのビルケンの靴、何度もマネしそうになったぜ。あのブログを見ると物欲がやられそうになるんだ……(マネしていいかどうか聞こうかな?)」

 

佐々木「大豆製品さん? ついに来た、マキシマリスト界からの刺客……こんなブランドモノが似合いそうなセクシーなお姉さんがミニマリストなわけない! まだ小さなうちにミニマリストの芽を摘むつもりなんだ。スパイだ! なんだかんだ!」

そんな風に1人盛り上がって楽しい。
ブログを先に読んでいて、実際に対面する緊張感。ブログを通して遠く見ていた関係性が変わっていく期待感。そんなところがオフ会の楽しさだ。

オフ会は2度おいしい

またオフ会は2度おいしいということも知った。ぼくはいつも遅くなってしまうのだけど、参加してくれた方がそれぞれの視点でレポートを書いてくれる。

自分のことはなかなかわかりにくいから、自分やブログに対しての印象はとても参考になる。他のオフ会などでもみなさんの印象をまとめると、ぼくは異様に落ち着いた仙人系ミニマリストのようだ。

 

 

…うん、これは知ってた(笑)

 

そんな感じでみなさんの勝手な印象も書いておこう。
失礼があったらすみません、すみません。

ハービーさん

朴訥だけどイケメン。爽やかな笑顔が素敵。でも以外と細かいところも気にしている。
大好きな晴子さんに「私、ハービーくんが好きなの……」って言われたら、「あぁー、それわかるわ~! 仕方ないね!」とすっぱり諦められそうなナイスガイ。温かくて人懐っこい流川楓。良く言い過ぎなら(笑)、愛され彦一かな。

malzackさん

おしゃれでクールなブログの印象と全然違って、とても楽しい人。頭の回転が早くておもしろい。お話し上手だけど有言実行の海南、清田信長か。malzackさんに会いたい人は気負わずに連絡してみてはいかがでしょうか。触発されると思います。

ellieさん

仲良しのハービーさんとmalzackさんのじゃれあいを優しく温かい目で見守っているが、締める所は締める。大事なところで得点も決める。間違いない、小暮くんだ。あまりお話できてないので、全然ちがってたらごめんなさい。今度またお話きかせてください。

大豆製品さん

美人で色気があるのに、禅やヴィーガンなど体を張っていておもしろい。これはもう、姉御。彩子さんだ。宮城リョータが彩子さんに褒められたくてバスケをしていたように、大豆製品さんに褒められたくて、ミニマリストを目指す若者がこれから後を絶たなくなってほしい。ぼくも仙道がいちばんの憧れです。

みどりさん。

落ち着いていて優しい雰囲気だけど、しっかりと自分の成長を積み上げていっているようなイメージ。そして場を読み、大局を冷静に判断できる。これは監督兼プレーヤーの藤間だ。そして翔陽のユニフォームはみどり色だ。

じぇんさん

自分で会社を興していそうな、凛としていて、しっかりとしたイメージ。そして沢北のドライブを彷彿とさせる、カミソリのようなツッコミ。お水をこぼしたり、食べているケーキを飛ばしてくるあたりも、若干抜けている沢北っぽい。

ぼくは、ディフェンスに定評のある池上か、あとは翔陽の長谷川あたりだったらいいな。

 

失礼があったらごめんなさい。

またお会いしたい、楽しいメンツでした。

 

冒頭の写真は、二次会のコーヒーゼリー。ハービーさんがあんなに言及していたのに、注文したコーヒーゼリーを全然食べなかったのがおもしろかった。

 

自分に「今」必要なものがわかっている。
たとえ好きなものだろうが、「今」食べたくなければ食べない。

 

これこそ、ミニマリストの姿だ。

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この記事を書いた人

作家/編集者。1979年生まれ。香川県出身。『BOMB!』、『STUDIO VOICE』、写真集&書籍編集者を経てフリーに。ミニマリスト本『ぼくたちに、もうモノは必要ない。』は25カ国語に翻訳。習慣本『ぼくたちは習慣で、できている。』(ワニブックス刊)は12ヶ国語へ翻訳。