『ぼくたちに、もうモノは必要ない。』
マキシマムな、ミニマリズムの1冊

6月12日、ミニマリスト本
『ぼくたちに、もうモノは必要ない。』 を発売させて頂きます。

帯あり ぼくたちに、もうモノは必要ない。

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(※お問い合わせ頂いております、電子書籍化につきましては後日お知らせさせて頂きます)

 

すでに情報は公開されていますが、どこよりも詳しい内容をこちらで紹介させて頂きます。ブログを元にした内容も、もちろんありますがほぼ書き下ろしです。

 

この1年間、ぼくはミニマリズム/ミニマリストのことしか考えていませんでした。そのかなりの部分をこの1冊にまとめられたと思っています。

 

書いていくうち、元々の予定ページ数を遥かに超えてしまい、大きく削りはしたものの、結果的に304ページにもなりました。

 

ミニマリズムについて、今出ているどの本よりもマキシマムな1冊になったと思っています。

 

ぼくは普段は編集者で、自分の働いている出版社から本を出すというかなり野心的な企画です。初版の印税は受け取りません(増刷分の印税は日本赤十字社に寄付することになっています)。

 

わりと厚めの本ですが、その分お求めやすい税込み1080円という価格になっています(笑)。

 

「ぼくモノ」と呼んでかわいがって頂ければと。

どうぞご期待くださいませ。


 

 

内容紹介

【ミニマリスト宣言!!】

持ちモノを自分に必要な最小限にする「ミニマリスト」という生き方。
ぼくはモノを減らすことで何もかもが変わり、なぜか毎日「幸せ」を感じられるまでになってしまった。

誰かと比べてばかりいて、みじめだった。将来への不安で、ずっと停滞していた自分が動きはじめた。

最小限にしたからこそ、見えてくる本当の豊かさ。モノが少ない幸せがあることを知った。 モノも情報もあまりに複雑化した現代。

そのノイズに阻まれて、本当に自分に何が必要なのか、何を大事にしたいのかさえわかりにくくなっている。

できるだけ多くのモノを手に入れるのが唯一の正解だった時代はもう終わった。それがほんとうの「幸せ」にはつながらないことをなんとなくみんなが気づき始めている。

生き方にはもっと自由な選択肢があっていいはず。
他人の目線ばかり気にした世界から、自分の声に耳を澄ませてみること。

断捨離からミニマリストへ。
終わりのないモノへの追求から一度思いっきり距離をとってみること。

これはもう一度「幸せ」について考え始めることに他ならない。

【巻頭カラー】

1人暮らし~4人家族まで。さまざまな形態のミニマリストの部屋紹介と、持ちモノ紹介です。

Case01ぼくの部屋、汚部屋からミニマリスト部屋への変化。「ミニマリストのモデルハウス」
Case02 「ミニマリストオリジネイター」 肘さん
Case03 「2人で作る心地よい部屋 おふみさんTEEさんご夫妻
Case04 「家族で暮らすミニマルライフ」 やまさん
Case05「世界一周できるミニマル・バックパック」伊藤光太さん

【第1章】

なぜ今、ミニマリストが生まれたのか?

ミニマリストをめぐる「定義」について。
また生まれたときは誰しもミニマリストで、日本人もかつては誰もが、ミニマリストだったこと。フランス人だけでなく、かつての日本人も服なんて10着も持っていませんでした。そもそもミニマリズムの文化だった日本文化についても触れています。

そしてここ数年のうちになぜミニマリストが生まれてきたのか?

①増えすぎた情報とモノ
②モノを持たないで済む、モノとサービスの発展
③東日本大震災

という3つの視点から考察します。

 

【第2章】

なぜ、モノをこんなに増やしてしまったのか?

人にはそもそも何にでも「慣れてしまう」習性があります。そして人には本質的な欲求、「自分には価値がある」と確かめたい気持ちがあります。

そんな前提から始まり、人がモノに「慣れ」やがて「飽きて」しまう仕組みと、道具だったモノがやがて持ち主を損なうまでになってしまう仕組みを考察しています。

・そもそもただの「道具」だったモノ
・豊かになり「自分には価値がある」と伝える手段になったモノ
・だんだんと「自分」とイコールになり、自分自身になったモノ
・最終的に「自分を損なう」主人のように振る舞うモノ

【第3章】

モノを捨てる方法最終リスト55!!
さらに捨てたい人へ追加リスト15!!

そして「捨てたい病」への処方箋

ぼくが汚部屋からミニマリストになるまでに気づいてきた、モノを捨てる方法。そしてモノを捨てるための、たくさんの本を読みました。そのエッセンスを厳選したまとめ。

これ1冊ですべてがわかるような、まさに「モノを捨てる方法の最終リスト」を目指して、ルール形式でまとめています。

例)rule07 「心がときめくモノも捨てる!」

また、ミニマリストが陥りがちな「捨てたい病」への注意点も記しています。

【第4章】

モノを捨て、ぼくが変わった12のこと

ミニマリズムに出会い、ぼくは自分でも驚くほど変われたと思っています。ただモノを捨てただけなのに、まるですべてが変わってしまったようです。そんなぼくに起きた12の変化を、取材させて頂いたミニマリストさんの証言とも合わせながら、まとめています。

・時間ができる
・生活が楽しめる
・自由と解放感を感じられる
・人と比べなくなる
・人の目線を恐れなくなる
・行動的になれる
・集中力が高まる。自己に徹する
・節約だってできる。エコにもなる
・健康になれる。安全である
・人との関係が変わる
・今、ここを味わえる
・感謝できる

【第5章】

幸せに「なる」のではなく「感じる」

モノを自分に必要なだけにすることは、もう一度「幸せ」を自分の頭で考え直すこと。

いい教育を受け、いい企業に勤め、家庭を持ち、子供に恵まれ、マイホームを持ち、孫の顔を見る。そんな「幸せのお手本」をなぞるのではない、新たな幸せについて。

モノを減らし、大事なものために減らしたぼくに起きた変化の意味を改めて、問い直しました。

 


 

 

内容紹介は以上になります。長くてすみません!

 

今後、本には泣く泣く落として掲載されていない原稿もアップしていきたいと思います。

 

また読者の方向けプレゼントなども企画しておりますので、そちらもどうぞお楽しみに。

 

 

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この記事を書いた人

作家/編集者。1979年生まれ。香川県出身。『BOMB!』、『STUDIO VOICE』、写真集&書籍編集者を経てフリーに。ミニマリスト本『ぼくたちに、もうモノは必要ない。』は25カ国語に翻訳。習慣本『ぼくたちは習慣で、できている。』(ワニブックス刊)は12ヶ国語へ翻訳。

コメント

コメント一覧 (2件)

  • […] そんな生活を過ごしていた時、ある朝、NHKの番組で、「今の若い人たちにミニマリストという考え方が浸透している」という番組が放送されているのを見ました。NHKに出演されていたのが、『ぼくたちに、もうモノは必要ない。』を書かれた佐々木典士さんでした。佐々木さんのインタビューを見て、僕は、カルチャーなショックを受けました。早速、アマゾンで 『ぼくたちに、もうモノは必要ない。』 を購入して、一晩で読み終えて、翌朝、妻に、「すごい本を読んだ。僕はミニマリストになる。」と宣言しました。妻は、「またか。どうせ三日坊主でしょう。」という顔をしていたように思います。 […]