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和束町、デュニヤマヒル、コミュニティビルド
佐々木典士昨日は、和束町(わづかちょう)というところに初めて行った。 800年続くという、京都のお茶の産地。 宇治茶の40%は和束産なのだとか。 和歌山に「デュニヤマヒル」というセルフビルドのとんでもなく素敵な場所があるのだが、そこを建てられたAkira... -
花のある生活
佐々木典士花をもらった。 講演のあとに花束をもらったりすることはあったけど、花瓶もないので誰かにお譲りすることが多かった。 今回この小ぶりな花束をもらったときは、おじさんに花束ということで身の処し方にとまどったのだが、適当にコップに活... -
水筒のある生活
佐々木典士ゴミを減らしたくなり、できる限りペットボトルや缶を買いたくなくなったので、水筒を持ち歩くようになりました。 無地のナルゲン(外国ではナルジーンと呼ばれているそう)は以前から持ち歩いていたのですがこの冬は保温タイプのものを持ち... -
「目標」と「指標」の違い
佐々木典士「目標」と「指標」の違いには意識的になっている。 前回参加したマラソンでは、4時間切り(サブフォー)を目指していたがこれは指標だと捉えていた。走ることの目標は「健康的な体を維持する運動習慣」「意欲的に他のことにも取り組める体... -
モノを社員として考える
佐々木典士自分を会社、モノを社員として考えてみる。 モノを買うということは基本的に、生涯賃金を支払って自分の会社に来てもらうということ。最初に賃金の全額を支払う、だがそのモノがどれぐらい働いてくれるかはよくわからない。 モノの時... -
あえてする「見えない化」
佐々木典士「見える化」は生活の面でもさまざまなところで有効だ。 たとえば家計簿。毎月どれだけ何に使っているか理解することが節制への入り口。 「同居人モノさんの家賃」を自分がいくら負担しているかを考えるには1㎡あたりの家賃を考えてくださ... -
國分功一郎「中動態の世界」〜意志の発生〜
佐々木典士能動態と受動態、する/される、という区別は普遍的なものではなく、むしろ歴史としては新しいものであるらしい。 かつて、能動態でも受動態でもない「中動態」が存在していた。 この本を手に取ったのは、ぼくの今のテーマが習慣だか... -
鶴見済「0円で生きる」 〜貫かれた倫理〜
佐々木典士鶴見さんの本に、ぼくは何度も救われている。 10代20代の頃は少なからず「生きづらさ」を感じる人が多いと思う。 ぼくも今でこそ、のほほんと穏やかに暮らしているが、しんどいときもあった。鶴見さんが書かれたものがなかったら自死してい... -
静けさと歌。
沼畑直樹基本的に家で仕事をするときは、相棒のハチくんとスカイプで画面共有をして仕事をしている。 1月はまぁまぁ忙しいのだけど、仕事を進めているうちに「石田ゆり子のインスタの猫のやつがさぁ」と脱線していく。 コーヒーを挽いていると、その音がハ... -
モノとアイデンティティ
佐々木典士毎朝違う部屋とベッドで起きたら、もっと自分のアイデンティティから自由になれるのではないだろうか? こんなことを思ったのは、年末年始をたっぷりと実家で過ごしたから。そこには読んでいた漫画や、卒業アルバムや、自分を形作ってきたも...