佐々木典士/Sasaki Fumio– Author –
佐々木典士/Sasaki Fumio
作家/編集者。1979年生まれ。香川県出身。『BOMB!』、『STUDIO VOICE』、写真集&書籍編集者を経てフリーに。ミニマリスト本『ぼくたちに、もうモノは必要ない。』は25カ国語に翻訳。習慣本『ぼくたちは習慣で、できている。』(ワニブックス刊)は12ヶ国語へ翻訳。
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エッセイ
ミニマリストと泥棒たち
佐々木典士ぼくは、かなりのうっかりさんだ。 先日、カギを玄関のドアにさしたまま外出し、半日ほど家を空けてしまっていた。 ………何、コレ??? 外出先から家への帰り道に、カギがないことには気づいた。 なぜかキーカバーだけ、ぷらーんと持っている。 こ... -
ミニマリズム
京都ミニマリストオフ会(3)
「熱中できること」
ジョブズと松岡修造、マザー・テレサとアインシュタインオフ会にて、1人の女性と集中して話したテーマがある。 それは「熱中できること」がない。ということだった。 結婚をし、そろそろ子供も、とまわりにも期待されるタイミングでその問題に悩んでいた女性。 肘さんにとってのももクロのように、ドハマりでき... -
旅行
京都ミニマリストオフ会(2)
ぼくたちは、もう一回天下一武道会を開きたいわけじゃない。オフ会の熱気と話題についてみなさんに丁寧にまとめて頂いているので、僕はオフ会の詳細については省こう。 肘さん http://minimarisuto.jp/minimalist-off-kyoto/ とりさん http://tolitorey.com/archives/5951 yutaroさん http://yutarosnotebook.blog.f... -
旅行
京都ミニマリストオフ会(1)
ほんとうに偶然のタイミングで、肘さんのブログ http://minimarisuto.jp/ でミニマリストオフ会が京都であることを知った。 ブログを見て、すぐに参加志望のメールを送る。 以前のぼくならメールを送る前に、参加のメリットとデメリットをあ... -
ミニマリズム
ミニマリズムと「自分」の帰還 佐々木典士
昨日、仕事が予想以上にはかどり、時間もできたので 沼畑さんに連絡を取り、夕食を一緒にとることになった。 (以前のぼくは決してやらなかったことだ。相手の置かれているかもしれない状況を過剰に想像して、気を遣って「当日連絡して会う」ということを... -
ミニマリズム
龍安寺の石庭とミニマリズム
佐々木典士紅葉が充分に色づいていて楽しめた季節。 仕事で京都に行くことになり、龍安寺まで足を伸ばしてみることにした。 龍安寺の石庭。ミニマリズムの極地とも呼べる場所でミニマルについて考えたかったのだ。 石庭についてパンフレットの情報も見ず、事... -
ミニマリズム
ミニマルなファッション、ハロウィンの仮装
今日はキャラクターが街にあふれるハロウィン。 毎年仮装をしている人が増えてきているような気がする。 去年までは、どちらかというと冷めた目で見ていたように思う。 というか、はしゃいだお祭り全般に対して、そんな目で見がちだ……。 地 ... -
ミニマリズム
感謝は「手段」じゃない
佐々木典士人は誰でも、時限装置つきの強力な毒を飲まされている。 油断すると装置はたびたび作動し、次第に人は病に侵される。 それは難病で、侵されると人は幸せから遠ざかってしまう。 毒の名は「慣れ」 病の名は「あたりまえ」 人生で経験した、最... -
旅行
捨てたから、忘れない
佐々木典士クロアチアの旅の最終日。 ザグレブでチェックアウトをするまでに少し時間があった。 6年前に泊まったホテルを訪ねたという 沼畑さんの話に触発され、ぼくも6年前に立ち寄った 小物屋を探してみることにした。 普通のお土産屋で買うのではない、特... -
旅行
幸せは「環境」じゃない
佐々木典士撮影のために、沼畑さんと一緒にクロアチアの旅をした。 クロアチアを訪れるのはこれで4度め。 何度訪れても魅力的な、大好きな国。 訪れる度に思うのだけど、クロアチアに住んでいる人はみんな幸せそうに見える。 どうしてだろう? クロアチアと...