沼畑直樹/Numahata Naoki– Author –
沼畑直樹/Numahata Naoki
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期待しすぎるのをやめよう。芸能人やプロスポーツに対する私たちの考え方。 沼畑直樹
今の暮らしが何かの原因で終わってしまったら。とか、自分のやっている何かが失敗してしまったら…とか。 たいていの人は不安を抱えている。 そんなときに、それは誰に対して思っているのか、誰にどう見られるのが怖くてそう思っているのか、考えてみると、... -
一服(たばこではない)したい。 一戸建てのチルアウト(住宅街) Empty Space 沼畑直樹
前に住んでいた吉祥寺の家には広いベランダがあり、テーブルと椅子があったので夕方はそこで涼みながらお酒を愉しめた。 でも、今住んでいる一戸建てには、そういったベランダはない。 夕方、陽が暮れかけて、のんびりと風に吹かれてワインとかビールとか... -
多少の不満はあります。 沼畑直樹
友人が瀬戸内海に行くかもしれないということで、香川に住んでいる佐々木さんにメールをした。瀬戸内海の話をしているうちに、「幽玄さを感じるときがある」と佐々木さんが言った。 私の瀬戸内海体験は、20歳のときにバックパッカーで岡山をまわったとき(... -
言葉を選ぶ「根拠」を変える。 シンプルでミニマルな母国語(英語)の学び方 沼畑直樹
「英語ができる人」というのは、一種類ではない。 まず、文法的な知識が豊富で、日本における英語テストが高得点の人。 当然、「英語ができる人」と言える。 もう一つ、真逆のようなパターンの人がいる。 それは、「発音がネイティブ並で、ペラペラ話せる... -
New Empiricism ニュー・エンピリシズム 佐々木さんの変容 沼畑直樹
佐々木さんは変わった。 変わったのは今から8年前、「ミニマリズム」という言葉に興味を持ってから。 写真集の編集者として活躍していた彼ともすでに長い付き合いだったけれども、なにせ寡黙なので現場では私が一方的に幸福論的なことを言っているだけ。プ... -
価値観の宣言。 沼畑直樹
2015年に日本で始まったミニマリスト、ミニマリズムのブーム。 当時、私が人に言われたことは「~リストって、自分で宣言するのが流行ってるの? どうして?」といったこと。 「宣言する必要ありますか?」といったもの。 そう言われるといい気はしない。... -
エンプティ・スペース 019 コロナ渦の今、カーテンを開ける 沼畑直樹 Empty Space Naoki Numahata
ロードスターというオープンカーを借りて、広く見晴らしのいい道に駐めた。 そこは車の行き交う幹線道路ではなく、ほとんど車の通らない道。 幌を全開にして、街路樹や広い公園の風景を眺める。 走りが楽しい車だけども、走らない。 借りるのは午前中だけ... -
エンプティ・スペース 018
モノは増えて→そして今 沼畑直樹 Empty Space Naoki Numahata2019年10月30日 なんだかんだ言って、モノは増えていく。 家族暮らしには避けられない道だ。 引っ越しから1年、部屋は綺麗だが、「常にモノがテーブルの上やカウンターに置かれない状況を作る」という面では、崩れることは多い。 妻が食事を作り、食べ、片... -
人に見せられないもの。沼畑直樹
ミニマリズムに出会ってキャンプを始めたころ、揃えた道具の競い合いのような雰囲気が周辺で起こり、ある人に「そこでまた競ってしまう」と指摘されたことがあった。 それから、どんなことでも「これは競争になっていないか?」と自分に問いかけるようにな... -
エンプティ・スペース 017
夕涼みの風景 東京ローカル
沼畑直樹
Empty Space Naoki Numahata2019年9月2日 9月1日、日曜日に朝市に行った。朝市といっても、昼の3時からはじまる朝市。ローカルの人々が集まり、小さな店舗が集うお祭りだ。 前々から友人が出店している縁で通っていたが、今回は引っ越した先の近くで行われるので、「絶対行くよ」と参...