沼畑直樹/Numahata Naoki– Author –
沼畑直樹/Numahata Naoki
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エンプティ・スペース 017
夕涼みの風景 東京ローカル
沼畑直樹
Empty Space Naoki Numahata2019年9月2日 9月1日、日曜日に朝市に行った。朝市といっても、昼の3時からはじまる朝市。ローカルの人々が集まり、小さな店舗が集うお祭りだ。 前々から友人が出店している縁で通っていたが、今回は引っ越した先の近くで行われるので、「絶対行くよ」と参... -
エンプティ・スペース 016
コロナ疲れ
沼畑直樹
Empty Space Naoki Numahata2020年5月7日 GWが終わった。コロナの自粛中のGWは、なんだか疲れた。 疲れたといっても、長いテレワークの続きで、どこにもでかけられなくて疲れたわけではない。 普段のリズムと違ったから、でもない。 15年前から自宅作業なので、妻がテレワークになっ... -
エンプティ・スペース 015
どこにも行かない
沼畑直樹
Empty Space Naoki Numahata2019年3月7日 ※およそ1年前に書いたものです 去年、2018年の6月に家を購入して、今は年を越え3月。その間、どこにも旅行に行っていない。 友人はニュージーランドにドライブ旅行に行った。 友人はイギリスに行った。 義理の姉は先週、ベトナムに行った... -
エンプティ・スペース 014
コンクリの色はミニマリズム?
沼畑直樹
Empty Space Naoki Numahata2018年12月 素敵コーヒーショップが都内で爆発的に増えてきても、牧歌的な郊外に引っ越してきた私には残念だけども無縁だ。 今思えば、吉祥寺時代はコーヒースタンドが街中に溢れていて、出現しては消え、残るものは残りと、非情な商店街の移り変わり... -
ハイテク・ミニマリズム 沼畑直樹
長い間、人々は家の中に何があるかで、自分を表現していた。 人を招き、本棚を見せ、持っているレコードやCD、映画などのコンテンツをさりげなく配置した。 1人暮らしをはじめたばかりの若者のワンルームでさえそうだった。 そこに本やCDがないということ... -
なぜミニマリストがマツダの車に惹かれるのか? 前編 美しい間と脳内がコネクトするクルマのはなし。 文 沼畑直樹
ミニマル&イズムの二人は、いずれもモノを減らしたミニマリズム生活のあとに車を購入している。 そして、どちらもなぜかマツダである。 数年前からコンセプトに「引き算の美学」という言葉を使っているマツダ車は、外装と内装において、シンプルでノイ... -
エンプティ・スペース 013
火の番人
沼畑直樹
Empty Space Naoki Numahata2018年11月 11月、土日は晴れの予報。朝8時からキャンプ道具を車に積み込んで、目を覚ましたばかりの娘と妻の三人で出発する。目的地は東京と富士山を結ぶルートにある、道志川沿いのキャンプ場だ。11月のキャンプは久しぶりで、以前は布団を持ち込みしの... -
エンプティ・スペース 012
陰翳
沼畑直樹
Empty Space Naoki Numahata2018年8月30日 建て売りの新築を買ったので、リノベーションした前の家のような個性はもうない。 白の壁紙は正直、面白みはない。 ミニマリズムといって満足できたのも、前の家は壁をペンキで白く塗り、煉瓦を貼ったりしていて個性があったから。 壁紙の白... -
エンプティ・スペース 011
間の扱い方
沼畑直樹
Empty Space Naoki Numahata2019年11月 「空間」という言葉は、「からのま」という意味になるが、「ま」の部分は「間合い」「言葉の間」という感じで使われる。 「間」とはなんだろうと、普段あまり考える人はいないが、「間の取り方」を高度に扱えるのが人間だったり、大人だったり... -
エンプティ・スペース 010
コーヒースタンド
沼畑直樹
Empty Space Naoki Numahata2018年11月 商店街の中に佇んでいた家から、近くにお店がなんにもない住宅街に引っ越した。 家選びのポイントして「スーパーが近い」「コンビニが近い」といった買い物の条件があるが、スーパーは一番近くても2km。 歩いてはさすがに遠いので、車で行って...