佐々木典士/Sasaki Fumio– Author –
佐々木典士/Sasaki Fumio
作家/編集者。1979年生まれ。香川県出身。『BOMB!』、『STUDIO VOICE』、写真集&書籍編集者を経てフリーに。ミニマリスト本『ぼくたちに、もうモノは必要ない。』は25カ国語に翻訳。習慣本『ぼくたちは習慣で、できている。』(ワニブックス刊)は12ヶ国語へ翻訳。
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ミニマリズム
いちばん必要なときに手放す
佐々木典士1月1日より断酒し、50日が経過しました。だいたい5日で飲みたいという身体からの欲求がなくなり、20日ぐらいで飲んでいる人を見ても「いいな」と思わなくなりました。今では「飲む」という選択肢自体が吹き飛んだ感じです。断酒の過程はなかなか変化... -
ミニマリズム
点と点をつなぎ、京都へ
佐々木典士人生の選択肢は自分で決断できることもあるし、手に負えない力に選ばされることもある。しかしそれがどう転ぶかは、後から見ることでしかわからない。だから必ず何かにつながると信念を持つことが大事。スティーブ・ジョブズの一番有名なスピーチの一部を... -
ミニマリズム
まず、やめることを決める。お酒を断つ。
佐々木典士新年になると、やりたいことがいろいろと浮かんできます。 が、「やりたいこと」を始めるためには、まず「やめること」を決めることが必要です。 体力も意志力も時間も、去年とは同じままです。 そこにいきなり「やりたいこと」を自分の生活に迎え入れるの... -
仕事
「手放す力」たとえば会社も。
佐々木典士会社を手放してみる 2016年の年末で、9年間お世話になったワニブックスを退社することになりました。 今後は、文を書くことを中心に、その他さまざまなことをナリワイとして組み合わせ生きていきたいと思っています。 思えば、会社員としては最高の自由を... -
運動
ヨガと瞑想~1時間と23時間~
佐々木典士「ヨガとシンプルライフ」のみうさんの取材中、もろに影響を受け、その日のうちにヨガマットをポチり、すっかり朝ヨガをすることが習慣になりました(本を読んで独学した簡単なもの。ストレッチや筋膜リリースも合わせて一緒にいろいろやっています)。体... -
ミニマリズム
1年後のミニマリズム④
〜自分で選ぶ、好きな時間〜
佐々木典士ミニマリストの定義のようなものをするなら、そのひとつは「大事なもののために減らす人」のことだとぼくは思っています。この考えは1年後の今も変わっていません。モノと向き合うこととは?モノを減らすためには気に入っていないモノの中から、気に入っ... -
ミニマリズム
1年後のミニマリズム③
〜本当に手放したもの〜
佐々木典士これからミニマリストを「卒業」する人も増えてくると思います。これも当初より想定していたことでもありました。自分にとって、そして世の中にとって当たり前の価値観のひとつになれば、声高に名乗らなくてもすむからです。ミニマリズムは準備運動でも... -
ミニマリストの持ち物
1年後のミニマリズム②
〜ミニマリズムは完成しない〜
佐々木典士モノの量に関して「リバウンドはしてないんですか?」と聞かれることがよくあります。パッと見て、ぼくの部屋のモノは増えていませんが、興味のあるアウトドアのグッズはたくさん増えました。アウトドア用の服は一式揃えましたし、迷っていたテントなども... -
ぼくたちに、もうモノは必要ない。
1年後のミニマリズム①
〜陰と陽〜
佐々木典士「ぼくたちに、もうモノは必要ない。」が発売されてから、今日でちょうど1年が経ちました。オギャアと生まれてからの1年に匹敵するぐらい、ぼくにとっては濃く、とてもとても長い1年でした。不必要だと思うものは手放し、自分なりのミニマリズムが完... -
ミニマリズム
イチゴ畑と鮭
佐々木典士「人は、素晴らしいイチゴ畑が目の前にあるのに、丘の向こうの川の鮭を探しに行ってしまう」進化心理学者のダニエル・ネトルの本にこんな内容のことが書いてあった。客観的に見れば、イチゴ畑を目の前にした人は、すでに充分なものを手に入れている。それ...