佐々木典士/Sasaki Fumio– Author –
佐々木典士/Sasaki Fumio
作家/編集者。1979年生まれ。香川県出身。『BOMB!』、『STUDIO VOICE』、写真集&書籍編集者を経てフリーに。ミニマリスト本『ぼくたちに、もうモノは必要ない。』は25カ国語に翻訳。習慣本『ぼくたちは習慣で、できている。』(ワニブックス刊)は12ヶ国語へ翻訳。
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イチゴ畑と鮭
佐々木典士「人は、素晴らしいイチゴ畑が目の前にあるのに、丘の向こうの川の鮭を探しに行ってしまう」進化心理学者のダニエル・ネトルの本にこんな内容のことが書いてあった。客観的に見れば、イチゴ畑を目の前にした人は、すでに充分なものを手に入れている。それ... -
下諏訪 街と人のレイヤー
佐々木典士長野県の下諏訪(しもすわ)を訪れた。仕事のため。そしてA1理論さんが1年もしないうちに、5度も通いハマっている場所ということで、興味もあった。下諏訪はとにかくミニマルな街だ。三角八丁(さんかくばっちょう 一辺が八丁=約800mの三角形)と呼ば... -
3/24 横浜にて
佐々木典士×沼畑直樹のトーク3月24日、横浜にて佐々木と沼畑さんによるトークがあります。トークセッション 佐々木典士×沼畑直樹テーマ 「考える、HOW TOから、 感じる、ism へ。ミニマリズムは、ECOな生活。」・開催日時 2016年 3月24日(木) 18:30~(開場18:00)・会場 BUK... -
「自分補正」のミニマリズム
佐々木典士自分については少々甘めに、他人についてはちょっぴり厳しく見てしまう。そんなことを表現する秀逸な比喩を読んだ。「薄暗い体育館でバスケットボールのシュートを外した人を見れば、その人の腕が悪いと言う。自分がシュートを外せば、体育館が薄暗かった... -
「感度」のマキシマリズム
佐々木典士少ないモノで生活していると、たびたび「何が楽しいの?」という表情をされたりする。 気持ちはとてもわかる。ぼくも5年前、10年前にミニマリストに出会っていたら同じ反応を取っただろうから。振り返ると、ぼくは刺激に囲まれすぎていた。 年を取った... -
「数字」のミニマリズム
佐々木典士みんな算数ができるから、数字はとっても強力でわかりやすい。だけど、数字に頼りすぎるのは危険でもある。「位置財」という言葉がある。収入、物的な財、名声といった財産のこと。これらは数字になりやすく、誰かと比べやすいから全体での自分の位置がわ... -
欲望と喜びの関係
佐々木典士何かを「欲しい」思う欲望のメカニズムと、それが手に入ったとき「嬉しい」と思うメカニズムは違う可能性がある。長い間どうしても欲しいと思い続け、努力して手に入れる。しかしせっかく手に入れたものの喜びがそれほど大きくない。単純にモノや金銭的な... -
独房から、取調室へ
佐々木典士年はいつものように明けて、新年の誓いを立てる。年が明けると、ぼくは自分を変えたくなっていた。「ミニマリスト」が昨年1年で多くの人に知られるところになったし、ミニマリズムは国境を越えて、広まり始めている。去年の6月に願いを込めて書いた。「... -
「最小限主義。」と「ぼくモノ」
佐々木典士きれいな夕陽を見て、写真に撮る。ぼくには、その写真を特に説明もなしに送りつけることのできる相手がいる。 沼畑直樹さんである。 沼畑さんが書いた「最小限主義。」でぼくが感じたことはいろいろあるが、ここではひとつだけ記したい。... -
「壁」のミニマリズム
佐々木典士6月に「ぼくモノ」を出版してからの4ヶ月で、ぼくの部屋には取材も含めると、70人ぐらいの人が訪れてくれたと思う。11年間住んだ、以前の部屋には友達を誰も呼べなかった。遊びに来たいと言われてもそれとなく断っていた。今とはエライ違いだ。前は...