笑いの効能
佐々木典士

筋トレは息を止めないようにするものですが、

吸ったり吐いたりしながらも全身に力が入っています。

 

 

ジムではダンベルでベンチプレスをしているのですが、

先日はその最中に、にやにや笑ってしまい、

あやうくダンベルを落としそうになりました。

笑いながらだと全然できない。

 

 

思い出していたのは、先日書いたHUNTER×HUNTERにからめた特殊能力の話。

A1理論というブロガーさんがいるのですが、

その人はトークイベントに参加すると、イベントで喋られた内容を

ほぼすべて、スマホからtwitterにリアルタイムでアップします。

 

そのスピードがあまりにすごいので、

彼の特殊能力は名付けて「親指実況中継(リトルブルーバード)」

去勢が得意な獣医さんの特殊能力は「強制戦意喪失(テイキングユアボールズ)」

 

 

などなどいろんな知人の特殊能力を勝手に名付けて、オーラを使いながら能力を発動させている場面を想像すると、にやにや笑いが止まらなくなってしまったのです。

 

 

余談でした。

笑いながらだと力が入らないということは、

笑うということは、体の緊張を解く行為でもあるということです。

 

 

一人暮らしだと相対的に笑う回数が少ないと、どこかで見た記憶があります。

相手がいないんだから、そりゃそうかも。

 

 

人前で一人でくすくす笑っていたら気持ちが悪いかもしれませんが、一人で家にいるときは笑うことも我慢せず、むしろ積極的に自分を笑わせにかかったほうがよさそうです。

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この記事を書いた人

作家/編集者。1979年生まれ。香川県出身。『BOMB!』、『STUDIO VOICE』、写真集&書籍編集者を経てフリーに。ミニマリスト本『ぼくたちに、もうモノは必要ない。』は25カ国語に翻訳。習慣本『ぼくたちは習慣で、できている。』(ワニブックス刊)は12ヶ国語へ翻訳。