寝る前をつまらなくする
佐々木典士

寝る時間が段々遅くなるのは

「その日を諦めきれない」

からだと思う。

 

 

仕事や勉強に忙しい人なら、夜は自分が好きな娯楽を楽しみたい。

海外ドラマや映画、ミステリー小説、スマホのパズルゲーム。

 

 

手に汗握り、続きが気になってしまうもの。やめどきがわからないような中毒性のあるもの。

 

それはもちろんいいのだけど、寝る直前まで

ものすごくおもしろいものに接してしまうと、

「あと10分だけ」「切りのいいとこまで終わったら」

を延々繰り返してしまう。そうして寝る時間はずれ込んでいく。

 

 

最近ぼくがいいなと思っているのは

寝る前は、ちょっとつまらなくすること。

たとえば、おもしろすぎない本を読む。

 

 

短編集や詩なら区切りが多いのでそこで止めやすい。

実用書だったり、英語の文法書も項目で区切れる。

 

 

ぼくが寝る時間は21:30で、寝るためのアラームが鳴る。

アラームが鳴ってもおもしろすぎないから、止めやすい。

 

 

そうして後悔もなく、その日を諦めることができる。

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この記事を書いた人

作家/編集者。1979年生まれ。香川県出身。『BOMB!』、『STUDIO VOICE』、写真集&書籍編集者を経てフリーに。ミニマリスト本『ぼくたちに、もうモノは必要ない。』は25カ国語に翻訳。習慣本『ぼくたちは習慣で、できている。』(ワニブックス刊)は12ヶ国語へ翻訳。