佐々木典士/Sasaki Fumio– Author –
佐々木典士/Sasaki Fumio
作家/編集者。1979年生まれ。香川県出身。『BOMB!』、『STUDIO VOICE』、写真集&書籍編集者を経てフリーに。ミニマリスト本『ぼくたちに、もうモノは必要ない。』は25カ国語に翻訳。習慣本『ぼくたちは習慣で、できている。』(ワニブックス刊)は12ヶ国語へ翻訳。
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連載 半径5mからの環境学
半径5mからの環境学
「農的な暮らしについて シャロムヒュッテの臼井健二さんに聞く」
佐々木典士長野県安曇野のゲストハウス、シャロムヒュッテは38年前に臼井さんとそのお仲間でセルフビルドされた宿です。自然と調和した農的な暮らしを長年続けられ、臼井さんのもとで多くの後進たちが学びを得て来ました。今の暮らしに至った経緯と、臼井さんの哲... -
習慣
早起きのコツ「チャンクダウン」
佐々木典士早起きするには、1にも2にも3にも、ベッドに入る時間を決めて、充分な睡眠時間を確保することだと思う。 しかしそうしていても、起きたい時間に睡眠のリズムが合わなくて目覚めづらいことはあるし、今の時期、まだ寒さが残っていて起きづらいこともある... -
エッセイ
記憶ともう一度出会う
佐々木典士ぼくがスマホを手にしたのは、2012年のこと。それ以降は出来事の記憶が以前より残っていると思うようになった。家族で話をすると、昔どこ行った、あそこに旅行行った、という話になるのだが全然覚えてなくていつも申し訳なく思う。せっかく連れて行ってく... -
食事
お弁当のある生活
佐々木典士お弁当生活をはじめてからしばらくたった。朝の手間は増えたけど、面倒でもなく続いている。これはものすごく内容を簡単にしているから。 基本的に卵焼き+各種ぬか漬け。 ごはんにふりかけや梅干し。 そして忘れてはいけない、干し野菜の味噌汁。 毎日同... -
書評
「戦略的二度寝」
佐々木典士編集者時代に、本当に追い詰められたときはこんな働き方をしていた。 11:00に出社したら18:00まで働く。 そして家に一旦帰り、1時間ほど寝る。また出社し 20:00から03:00まで働く。 これで7時間+7時間の仕事ができる。 途中で寝... -
習慣
寝る前をつまらなくする
佐々木典士寝る時間が段々遅くなるのは 「その日を諦めきれない」 からだと思う。 仕事や勉強に忙しい人なら、夜は自分が好きな娯楽を楽しみたい。 海外ドラマや映画、ミステリー小説、スマホのパズルゲーム。 手に汗握り、続きが気にな... -
映画評
クリント・イーストウッド『15時17分、パリ行き』レビュー
佐々木典士クリント・イーストウッドはもう87歳。 知らないうちに亡くなってやしないかと不安に思い、定期的に検索してしまう。 輸血のようにぼくの寿命を分け与えられるならぜひそうしたい。それでもっと映画を撮り続けてほしい。ぼくにとってはそんな存在だ。 &nbs... -
食事
酒はやめても、つぐことはできる
佐々木典士モノを減らしてからというもの、飾り物や雑貨などを買うことがほとんどなくなった。 だから、たとえば雑貨作りや陶芸をされている人とどう付き合ったらいいのか、最初は確かに距離を測っていたと思う。先方がこちらを気に入らないことも、もちろん... -
書評
仕事をいちばんの楽しみにする
佐々木典士習慣に強い興味を持ったきっかけは、 チャールズ・デュヒッグの『習慣の力』という本を2年前に読んだことだった。 「HOW I WORK」という人気の連載があって、 そのチャールズ・デュヒッグが仕事術について語っている。 彼は8~10時間は... -
書くこと
人生の〆切
佐々木典士アメリカの出版社を訪ねたとき、向こうでは入稿(印刷所に原稿をおさめる)するのは発売の半年前だと聞いてとても驚いた。日本とは配本の仕組みも違うので、発売前に書店の注文をしっかり取ったり、プロモーションの戦略を丁寧に考える必要があるのだ。 &n...