佐々木典士/Sasaki Fumio– Author –
佐々木典士/Sasaki Fumio
作家/編集者。1979年生まれ。香川県出身。『BOMB!』、『STUDIO VOICE』、写真集&書籍編集者を経てフリーに。ミニマリスト本『ぼくたちに、もうモノは必要ない。』は25カ国語に翻訳。習慣本『ぼくたちは習慣で、できている。』(ワニブックス刊)は12ヶ国語へ翻訳。
-
書評
鶴見済「0円で生きる」 〜貫かれた倫理〜
佐々木典士鶴見さんの本に、ぼくは何度も救われている。 10代20代の頃は少なからず「生きづらさ」を感じる人が多いと思う。 ぼくも今でこそ、のほほんと穏やかに暮らしているが、しんどいときもあった。鶴見さんが書かれたものがなかったら自死してい... -
ミニマリズム
モノとアイデンティティ
佐々木典士毎朝違う部屋とベッドで起きたら、もっと自分のアイデンティティから自由になれるのではないだろうか? こんなことを思ったのは、年末年始をたっぷりと実家で過ごしたから。そこには読んでいた漫画や、卒業アルバムや、自分を形作ってきたも... -
習慣
2018年の目標は「なし」
佐々木典士2018年の目標は「なし」です。 昨年まで毎年のように目標を立ててきましたが、なかなか叶えることはできませんでした。 しかし、2017年にやりたいことはすべて習慣になったのです。 ・早寝早起き ・お酒をやめる ・ブログ、日記を書く ・ヨ... -
エッセイ
2017年にやったことリスト
佐々木典士2017年に、初めて体験したことを書き出してみた。 ・お正月ダイビング(石垣島) ・原チャリに乗る(久米島) ・サーフィン(江ノ島) ・爬虫類カフェ、小鳥カフェに行く(東京) ・漆喰を塗る(下諏訪) ・京都に引っ越す ・トイレを作る(箱... -
ミニマリストの持ち物
「所有」から「利用」へ
佐々木典士ミシンを買った。 いちばんシンプルなもので11000円。 目的は、車中泊用の断熱&目隠しのシェードを縫うため。 家庭科の授業で使ったかもしれないが、ぜんぜん使い方を覚えていない。 糸を説明書をガン見しながらセッ... -
連載 半径5mからの環境学
新連載「半径5mからの環境学」をはじめます
佐々木典士マクロビオティックで有名な正食協会さんが発行されている月刊誌「むすび」にて環境についての連載をはじめることになりました。 「むすび」さんは歴史ある雑誌で、2018年1月号で通算700号。名前を変えながらも60年も続いている雑誌ということで... -
習慣
瞑想と「ただ生きる」こと
佐々木典士瞑想をしているときは、単に呼吸だけに集中をする。鼻の入り口で空気を吸い込むところから、喉の粘膜を通るさまを感じ、肺に入りお腹の膨らむ様子を見つめる。今後はそれが反対の順で体から外に出ていく。 考えはあちこちに飛んでいってしま... -
書評
稲垣えみ子「寂しい生活」魂レビュー
佐々木典士ミニマリストとは、自分に必要なものがわかっている人。 大事なもののために、減らしている人。 「ぼくモノ」に書いたこの考えは、今もあまり変わっていない。 必要なものを見極め、そうでないものは削ぎ落としていく。 モノも情報も多すぎ... -
書くこと
日記は詩、日記はともだち
佐々木典士ブログを書いていると、日記はおろそかになったりする。 ブログを日記代わりにしている人だっているし、その人にとっては必要なさそうだ。 それでも自分は、やはり日記を書こうと思っている。 それは役割が違うから。 ブログを書くな... -
習慣
自分への手紙
佐々木典士寒さも本番を迎えて、早起きの難易度は上がったように思えるけど、05:30起きは変わらず続いている。 ビール酵母を夜飲むと、やはり寝起きがよくなっていると感じる。ビール酵母の特徴的な味にはもすっかりなれ、もはやないと物足りなさを感じる...