エッセイ– category –
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エッセイ
焚き火、瞑想、ランニング
佐々木典士11月から3月の春分の日頃までは寒いと思っているので、 寒い時期のバランスはよくなくて、少々長過ぎるといつも思う。 だけど寒い時期ならではの楽しみもある。 そのひとつが焚き火だ。 直火で何か焼いて食べるのが本当に美... -
エッセイ
結果は目的ではない
佐々木典士ある朝体重計に乗ると、前日よりも体重が0.8kgも増えていた。 それでも悲壮感はなかった。 今は体重を目安にしていないこともある。 前日は8km走り、夕食を軽めにしていた。 だから一瞬「バカな……」とも思ったのだが、やるべきこと... -
エッセイ
月のチューニング
佐々木典士池袋にあるオーガニックバー「たまにはTSUKIでも眺めましょ」が大好きだが、 空が広い京都の田舎に来てから、かなりの頻度で月を眺めるようになった。 昨日は十六夜だと沼畑さんから教えてもらったので、双眼鏡で覗き込む。 目の前の... -
エッセイ
占いはしょうもない?
佐々木典士占いにはまるで興味がなく「バーナム効果」以上のものが何かあるのか疑問だった。 バーナム効果というのはたとえば、 「あなたは他人から見るといつも気丈に振る舞っているように見えますが、実は内面で不安を抱えていることもあります」 「あなた... -
エッセイ
「偶然」がもたらす効果
佐々木典士偶然というのは、たまたま起こったというだけで、かなり強い印象を残す。 twitterはリストでチェックしているのだけど、 先日タイムラインで別々の人が「元琴欧洲のブログがすごい」という内容のことを挙げていて、それが連続してTLに流れてきた。 ... -
エッセイ
おじさんの境界線
佐々木典士大学のゼミや卒論のテーマで「ミニマリズム」はトピックらしく、何度か話をしにいった。 そのとき大学生の女の子が「大人になったら……」と自分の将来のことを語っていたのがおもしろかった。 その女の子は、20歳を超えてお酒も飲めるし投票だってで... -
エッセイ
「好き」と「嫌い」の距離
佐々木典士脳はまず「好き」か「嫌い」かを決めるという。 「なんとなく嫌い」だと判断されれば、 それから「嫌い」な理由を理性で探し始め、 適当な理由が見つかったところで、納得しほっとする。 たとえば書評を書くとして、まず決めているの... -
エッセイ
レイヤーのマキシマリズム
佐々木典士食べられる雑草を調べていると、道端に生えている草をまじめに見るようになりました。 左官や床貼りのワークショップに参加してみれば、お店のリノベーションの仕方に目が行き、 軽トラキャンパーを作ろうと建築をかじり出すと、お寺の見方が変わり... -
エッセイ
ミニマリストと泥棒たち
佐々木典士ぼくは、かなりのうっかりさんだ。 先日、カギを玄関のドアにさしたまま外出し、半日ほど家を空けてしまっていた。 ………何、コレ??? 外出先から家への帰り道に、カギがないことには気づいた。 なぜかキーカバーだけ、ぷらーんと持っている。 こ...