BLOG
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連載 エンプティスペース
エンプティ・スペース 015
どこにも行かない
沼畑直樹
Empty Space Naoki Numahata2019年3月7日 ※およそ1年前に書いたものです 去年、2018年の6月に家を購入して、今は年を越え3月。その間、どこにも旅行に行っていない。 友人はニュージーランドにドライブ旅行に行った。 友人はイギリスに行った。 義理の姉は先週、ベトナムに行った... -
連載 エンプティスペース
エンプティ・スペース 014
コンクリの色はミニマリズム?
沼畑直樹
Empty Space Naoki Numahata2018年12月 素敵コーヒーショップが都内で爆発的に増えてきても、牧歌的な郊外に引っ越してきた私には残念だけども無縁だ。 今思えば、吉祥寺時代はコーヒースタンドが街中に溢れていて、出現しては消え、残るものは残りと、非情な商店街の移り変わり... -
車
ハイテク・ミニマリズム 沼畑直樹
長い間、人々は家の中に何があるかで、自分を表現していた。 人を招き、本棚を見せ、持っているレコードやCD、映画などのコンテンツをさりげなく配置した。 1人暮らしをはじめたばかりの若者のワンルームでさえそうだった。 そこに本やCDがないということ... -
ミニマリズム
使い切る楽しみ 佐々木典士
ぼくが乗っている車、ロードスターの魅力は本当にたくさんある。そのひとつは「使い切れる」というところにある。排気量は1500ccだから全然大きくも速くもない。しかし一般道では充分な加速が楽しめ、高速でもオーバースピードになりすぎる心配もあまりな... -
連載 半径5mからの環境学
半径5mからの環境学 なぜ鹿や猪が増えているのか? 千松信也さんに聞く 佐々木典士
近年、猪や鹿の増加による農作物の獣害について耳にする機会が増えました。京都でも2017年に平安神宮などの有名な観光地にも猪の出没が相次ぎ、たびたびニュースで話題になりました。この問題の背景を、京都の山間に暮らす猟師という目線で見つめられてい... -
車
なぜミニマリストがマツダの車に惹かれるのか? 後編 「所有」の価値を再発見する 佐々木典士
CX-30 チーフデザイナー柳澤亮氏 やなぎさわ・りょう 1969年生まれ。91年にマツダ入社。05年に二代目BT-50(ピックアップトラック)のチーフデザイナーとなり、07年からオーストラリアに駐在した。11年に4代目デミオのチーフデザイナー、16年からCX-30の... -
車
なぜミニマリストがマツダの車に惹かれるのか? 前編 美しい間と脳内がコネクトするクルマのはなし。 文 沼畑直樹
ミニマル&イズムの二人は、いずれもモノを減らしたミニマリズム生活のあとに車を購入している。 そして、どちらもなぜかマツダである。 数年前からコンセプトに「引き算の美学」という言葉を使っているマツダ車は、外装と内装において、シンプルでノイ... -
連載 エンプティスペース
エンプティ・スペース 013
火の番人
沼畑直樹
Empty Space Naoki Numahata2018年11月 11月、土日は晴れの予報。朝8時からキャンプ道具を車に積み込んで、目を覚ましたばかりの娘と妻の三人で出発する。目的地は東京と富士山を結ぶルートにある、道志川沿いのキャンプ場だ。11月のキャンプは久しぶりで、以前は布団を持ち込みしの... -
連載 エンプティスペース
エンプティ・スペース 012
陰翳
沼畑直樹
Empty Space Naoki Numahata2018年8月30日 建て売りの新築を買ったので、リノベーションした前の家のような個性はもうない。 白の壁紙は正直、面白みはない。 ミニマリズムといって満足できたのも、前の家は壁をペンキで白く塗り、煉瓦を貼ったりしていて個性があったから。 壁紙の白... -
エッセイ
子猫がすべてをなぎ倒す 佐々木典士
積み上げられたタイヤの中で 友人からLINEが入る。ぼくが住んでいるアパートの敷地で、子猫が見つかり、ずっと鳴いているという。日本みたいに、野良猫、野良犬はかたっぱしから捕獲!という感じでは全然ないフィリピン。だからそういう動物はたくさんいて...