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映画評良い映画と良い人生の共通点 佐々木典士
良い映画を見ていると、エンドロールの前に「充分に元は取ったな」と思い、映画館の座席を立ち去ってしまってもいいような感覚に襲われる。最近では、タランティーノの新作「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド 」がそういう映画だった。60年代... -
連載 エンプティスペースエンプティ・スペース 010
コーヒースタンド
沼畑直樹
Empty Space Naoki Numahata2018年11月商店街の中に佇んでいた家から、近くにお店がなんにもない住宅街に引っ越した。家選びのポイントして「スーパーが近い」「コンビニが近い」といった買い物の条件があるが、スーパーは一番近くても2km。歩いてはさすがに遠いので、車で行っている... -
ミニマリズム外国としての日本 佐々木典士
フィリピンには1月から合わせて、半年以上いた。こんなに外国に長期間いるのは初めて、すっかりフィリピンの生活に慣れきってしまっていたので、日本に帰ってくると日本が外国として感じられる。フィリピンからの飛行機が3時間も遅れたので帰りのバスに... -
連載 エンプティスペースエンプティ・スペース 009
押し入れがなくなって。
沼畑直樹
Empty Space Naoki Numahata2018年8月30日引っ越しをして2週間ほど。妻と子どもが数日間、実家に帰ったので、ひとりで過ごしている。ちょうど仕事が忙しいので、朝5時ごろに目が覚めて、新しくできた仕事部屋に籠もっている。小さな5畳ほどの部屋の窓際に机を置いて、ノートPCに向か... -
連載 エンプティスペースエンプティ・スペース 008
段丘のある公園で過ごす。
沼畑直樹
Empty Space Naoki Numahata2018年8月21日引っ越しをしてすぐ、新居を楽しむ間もなく、山梨県本栖湖でのキャンプがあった。ミニマリストのパパスさんと毎年恒例になっているキャンプで、娘と私の二人で参加し、テントをはらずに車で寝るという楽しい行事だ。そのキャンプから帰ってき... -
エッセイたとえつぶやきがバズっても 佐々木典士
カシューナッツ&カシューフルーツについてのつぶやきがバズった。https://twitter.com/minimalandism/status/1140567520102846466これはフィリピンの先生から授業中に雑談で教えてもらった。フィリピン人なら、カシューフルーツはみんな知っているそうだ... -
連載 エンプティスペースエンプティ・スペース 007
素敵な街の条件。
沼畑直樹
Empty Space Naoki Numahata2018年7月12日20代後半に住んでいた代官山のマンションが無くなった。跡形も無く、ストリートビューにはショベルカーだけが映っていた。思い出の詰まった建物がなくなるのは、なかなか寂しい。ストリートビューはそんなことも伝えてくれる。久しくその街に... -
ミニマリストの持ち物捨てたけど、買い戻した本。
沼畑直樹モノを大量に整理したのは2013年から2014年ごろだから、5年ほど経っている。本はKindleで発売されているものにして、電子化されていないものはあきらめていた。それが、ふとしたことから、ある本が「帰って」きた。友人の家で偶然、なくしたと思っていた本... -
英語英語は砂金集め 佐々木典士
大人の英語学習がつらい理由英語を学習していると、本当に自分が情けなることがよくある。単語を覚えてもすぐに忘れて、何度も同じ言葉を辞書で引くハメになる。相手の言っている英語がわからなかったり、自分の言いたいことがうまく表現できなかったりす... -
連載 エンプティスペースエンプティ・スペース 006
街を離れるミニマリズム
沼畑直樹
Empty Space Naoki Numahata2018年6月ときどき、道の向こうがわに青い山が見える、長い並木道。車の中から眺める風景が好きだったが、この道ともそろそろお別れしなくてはならない。引っ越しが決まったのだ。きっかけは、車である店に行った帰り、立ち寄ったオープンハウス。「子ども...