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連載 エンプティスペース
エンプティ・スペース 007
素敵な街の条件。
沼畑直樹
Empty Space Naoki Numahata2018年7月12日 20代後半に住んでいた代官山のマンションが無くなった。跡形も無く、ストリートビューにはショベルカーだけが映っていた。 思い出の詰まった建物がなくなるのは、なかなか寂しい。 ストリートビューはそんなことも伝えてくれる。 久しくその... -
ミニマリストの持ち物
捨てたけど、買い戻した本。
沼畑直樹モノを大量に整理したのは2013年から2014年ごろだから、5年ほど経っている。 本はKindleで発売されているものにして、電子化されていないものはあきらめていた。 それが、ふとしたことから、ある本が「帰って」きた。 友人の家で偶然、なくしたと思ってい... -
英語
英語は砂金集め 佐々木典士
大人の英語学習がつらい理由 英語を学習していると、本当に自分が情けなることがよくある。単語を覚えてもすぐに忘れて、何度も同じ言葉を辞書で引くハメになる。相手の言っている英語がわからなかったり、自分の言いたいことがうまく表現できなかったりす... -
連載 エンプティスペース
エンプティ・スペース 006
街を離れるミニマリズム
沼畑直樹
Empty Space Naoki Numahata2018年6月 ときどき、道の向こうがわに青い山が見える、長い並木道。 車の中から眺める風景が好きだったが、この道ともそろそろお別れしなくてはならない。 引っ越しが決まったのだ。 きっかけは、車である店に行った帰り、立ち寄ったオープンハウス。 「... -
English
My only answer 佐々木典士
私がどんな失敗をしようと、あなたが私を取り戻してくれる。この人生が台無しになろうとも、あなたが私の成果。この世を去る準備はできた。そして誰かが問うだろう。「何を成し遂げたのですか?」と。私は答える、「あなた」と。 ──ルーミー Whatever mist... -
英語
ぼくたちは、日本語と英語を同時に学んでいる。佐々木典士
大人が英語を話すときの問題点 大人が英語を話すときの大きな問題は、自分の母国語で言いたいことと、英語で言えることのギャップが大き過ぎるということだと思う。 何か意見を求められて、子どもだったら「すごくいいと思う!」とか「超楽しかった!」と... -
ミニマリズム
孤独とコミュニティの実験 佐々木典士
2年前に、京都の端っこの巨大な研究所の1室に住み始めた。4ha(4万平米)の巨大な敷地。昼間は職員の方はいるが、夜になれば真っ暗で住んでいるのはぼく1人。まわりの数十キロには友達の一人もいない。 孤独の実験 今まで本や講演で、人の幸福にい... -
ミニマリズム
言語は語順 言語習得のミニマリズム
沼畑直樹心の中で、空がきれいなだと思う。そのときは、たいして言葉にはなっていない。 つぶやくなら、「きれい」。 まわりに人がいても、「この人は何に対してきれいと言っているのだろう?」となる。 なので、それを隣にいる人に伝えるときには、「あの空きれい... -
フィリピン留学
Face the music 佐々木典士
フィリピンの留学の事情に詳しい伊藤光太さんからアドバイスとして「チョコレートを用意しておくといいですよ」とアドバイスされた。留学中はずっと欲求不満のような状態になるので、それを解消する方法を用意していた方がよいということだった。 ぼくは海... -
連載 エンプティスペース
エンプティ・スペース 005
世界の果て
沼畑直樹
Empty Space Naoki Numahata2018年04月15日 灯台の見える崖の上にポツンと佇む小さい家。 世間と隔離されたその家で、薪を割り、火をおこし、世捨て人のように生きる。 時折遠くを見つめる目がかっこよくて、あごひげは伸ばし放題。 できれば、カスタムされたバイクとピックアップト...