佐々木典士/Sasaki Fumio– Author –
佐々木典士/Sasaki Fumio
作家/編集者。1979年生まれ。香川県出身。『BOMB!』、『STUDIO VOICE』、写真集&書籍編集者を経てフリーに。ミニマリスト本『ぼくたちに、もうモノは必要ない。』は25カ国語に翻訳。習慣本『ぼくたちは習慣で、できている。』(ワニブックス刊)は12ヶ国語へ翻訳。
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エッセイ
焚き火、瞑想、ランニング
佐々木典士11月から3月の春分の日頃までは寒いと思っているので、 寒い時期のバランスはよくなくて、少々長過ぎるといつも思う。 だけど寒い時期ならではの楽しみもある。 そのひとつが焚き火だ。 直火で何か焼いて食べるのが本当に美... -
書評
走ってする後悔はない
佐々木典士村上春樹さんの「走ることについて語るときに僕の語ること」という本の中に、オリンピックランナーの瀬古利彦さんにインタビューしたという件がある。 ――「 瀬古さんくらいのレベルのランナーでも、今日はなんか走りたくないな、いやだなあ、家でこ... -
エッセイ
結果は目的ではない
佐々木典士ある朝体重計に乗ると、前日よりも体重が0.8kgも増えていた。 それでも悲壮感はなかった。 今は体重を目安にしていないこともある。 前日は8km走り、夕食を軽めにしていた。 だから一瞬「バカな……」とも思ったのだが、やるべきこと... -
書評
山下陽光「バイトやめる学校」〜転がっている才能〜
佐々木典士「バイトやめる学校」の著者である山下陽光さんのことは、確か坂口恭平さんの「ズームイン、服! 」で知ったように思う。 山下さんが作っているのは「途中でやめる」という服。 特徴的なのは「手作りで1点ものなのに、すごく安い」ということ。 &nb... -
エッセイ
月のチューニング
佐々木典士池袋にあるオーガニックバー「たまにはTSUKIでも眺めましょ」が大好きだが、 空が広い京都の田舎に来てから、かなりの頻度で月を眺めるようになった。 昨日は十六夜だと沼畑さんから教えてもらったので、双眼鏡で覗き込む。 目の前の... -
運動
筋トレと親切
佐々木典士車を買ってからというもの、車に乗っているか、走っているかになった。 昨日はひさびさに京都の中心部に出たので、歩く。 すると自分でも驚くほど、しっかり歩けるし速く歩ける。 ドラゴンボールで、修行の重い甲羅を外した悟空とクリリンのような... -
書評
習慣の難易度と充実感
佐々木典士朝5:30に起きるのも、筋トレして7km走るのも、ブログを書き、英語を勉強したりするのもすっかり毎日の習慣になった。 今の自分がしているのはかつて「こんな風に生活したい」と思っていた通りの生活だ。 しかし、習慣が簡単にできるよ... -
環境
電気自動車の本当の話をしよう!!
佐々木典士新聞を読んでいると、ここのところEV(電気自動車)関連の話題がとても多い。 フランスは2040年までにガソリン車とディーゼル車の販売を禁止。イギリスも追随している。 中国は来年から自動車メーカーごとに一定数の新エネルギー車(EV/PHEV... -
映画評
「散歩する侵略者」
佐々木典士もちろん、誰にでも勧められる映画ではない。 https://youtu.be/qww3E-MgVsE 映画を見るときは、「たぶんこういう内容のもので、見たらこんな気分になるだろうと想定して見る」ことが多いと思う。 スパイ映画なら、裏切りの心理戦や銃撃戦を... -
エッセイ
占いはしょうもない?
佐々木典士占いにはまるで興味がなく「バーナム効果」以上のものが何かあるのか疑問だった。 バーナム効果というのはたとえば、 「あなたは他人から見るといつも気丈に振る舞っているように見えますが、実は内面で不安を抱えていることもあります」 「あなた...